音楽制作入門更新!(09.03.17)|フリー(無料)BGM,音素材 Mega Music Network

【音楽理論入門】vol.2 – 3和音とは?

コードとは?の続きです

こんにちは、megayosukeです。

前回の「コードとは?」にひきつづき、音楽理論入門「3和音とは?」です。
ここを読んでいただいているあなたは、

・音楽を作ってみたい
もしくは
・今まで軽ーく音楽を作ってきたが、もっとステップアップしたい

という方かと思います。

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音楽の3要素を復習しましょう

何度も言いますが、音楽を作ることは結構難しいです。

その理由は、音楽としての「秩序」が成り立っていないと、
それは容易に「雑音」になってしまうからです。
音楽の秩序を成り立たせているのは、「音楽の3要素」と呼ばれているものです。

音楽の3要素
・リズム – Rhythm
・メロディ – Melody
・ハーモニー – Harmony

この中で、実は難しいのは「ハーモニー」だけなのです。

 

ハーモニーの正体、和音

和音とは、2つ以上の異なる音が重なったもので、
3つ以上の音が重なることで、和音は様々な性格を持つようになります。

性格というのは、音楽を聴いた時あなたがふつうに思う、
「明るい」とか「暗い」とか「悲しい」とか「不思議な」とか、 そういったものです。

そのため音が3つ重なった和音「3和音」は、
音楽制作において、とてもよく用いられています。

 

3和音の例

3和音にはどのようなものがあるでしょうか。

音が3つ重なったもの、とは言っても、
たとえばピアノの鍵盤で隣接する白鍵盤を3つ一気に押したら、
すごく汚い(不快な)音がでるはずです。

これは不協和音などと呼びます。

不協和音を避けて、 1つおきに白鍵盤を押してみます。
たとえば、ド・ミ・ソ
これはコードで言うとC」という名前です。
明るい、楽しい、正しい、そんな性格の和音ですね。

このように一定の「音程」で離れた音を組み合わせることで、
様々な和音が作り出せます。

 

音程のはなし

コードの性格を決めるうえで重要なのは、音程です。

さきほどのCのド・ミ・ソの間隔を見てみましょう。
音の間隔には、全音と半音があるのはご存知かと思います。
鍵盤で言う白鍵盤と黒鍵盤ですね。

ドとミは2全音離れていて、ミとソは1全音半(1.5)離れています。
ドからみればソは3.5音離れていることになります。

では、たとえばミをミb(フラット)に変えてみたらどうでしょう。
さきほどのCと違って、暗い・哀しい感じのコードになったと思います。
このド・ミb・ソのコードをCm(シーマイナー)と呼びます。

この場合、ドとミbの間は1全音半、ミbとソの間は2全音離れています
ドとソの間隔はCと同じです。

じつは、この2つの「間隔のパターン」が分かっていれば、 ほとんどのコードを作ることができるんです!

 

コード名と、構成音の関係

Cはド・ミ・ソです。
ドを基本にして、2全音離れた音と3.5音離れた音を組み合わせたもの」です。

この「基本にした音」を「ルート」と呼び、
ドからシまでをC・D・E・F・G・A・Bと対応させると・・・

これでもう7個(フラットも入れると13個)のコードをゲットできましたね!

たとえばDというコードは
「レを基本にして、2全音離れた音と3.5音離れた音を組み合わせたもの」
つまりレ・ファ#・ラです。

G#というコードは
「ソ#を基本にして、2全音離れた音と3.5音離れた音を組み合わせたもの」
つまりソ#・ド・レ#です。

さて、そこでさきほどのCmを思い出してください。

3和音の真ん中の音を半音下げると、マイナーコードになります
とっても簡単です。

たとえばDmは、レ・ファ・ラですし、G#mはソ#・シ・レ#です。

基本的なコードはコレで全部制覇できます!

 

ただ、 これで曲作りができるの・・・???? と、
全くピンとこない方も多いでしょう。

そう、これらのコードをでたらめに並べても「秩序」が生まれません

ある一定のコードの組み合わせ(コード進行)によって、
音楽には「調(キー)」というものが成り立ちます。

よく音楽の授業などで聞いた「ハ長調」とか「イ短調」とかいうアレですね。
POPSなどでは「Cメジャーキー」とか「Aマイナーキー」などと呼びます。

逆に、この調(キー)が先に決まっていれば、
その調(キー)の曲の中で使えるコードの種類が決まってきます。

 

次回は、この調(キー)の話をしましょう。

音楽理論についてより理解を深めたい方は、
こちらで青島先生が分かりやすく解説されています。

少し分かってきた人には、
こちらがより実践的なことも書かれています。

【音楽理論入門】vol.1 – コードとは?

音楽を作ってみたいですか?

こんにちは。megayosukeです。
ここを読んでいただいてるあなたは、

・音楽を作ってみたい
  もしくは
・今まで軽ーく音楽を作ってきたが、もっとステップアップしたい

という方かと思います。

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音楽を作るのは難しい?

さて、音楽を作ることは結構難しいです。
写真や絵などと比べて、「音楽としての秩序」が成り立っていないと、
それは容易に「雑音」になってしまうからです。
中には雑音みたいな音楽もありますし、それが好きな人々もいますが…

その「秩序」を成り立たせるために必要な要素の一つが、「コード(和音)」なのです。

そのため、そこそこ音楽を知っている人に
「音楽を作りたいんだけど・・・」と相談すると、
「まずコードを勉強した方がいいね」と言われることが多いかと思います。

 

音楽の秩序の正体 – 音楽の3要素とは

音楽としての秩序を成り立たせているものの正体、
それは「音楽の3要素」と呼ばれているものです。

音楽の3要素
・リズム – Rhythm
・メロディ – Melody
・ハーモニー – Harmony

これらは互いに独立しているものではなく互いに関係し合っているため、
音楽が作られる過程では、
リズムの上にメロディが作られたり、
ハーモニーの上にメロディが作られたり、
メロディを元にハーモニーが作られたり、
いろいろな順番で出てきます。

さて、音楽を作る場合、
一番難しそうなのはどれでしょう?

リズムって、簡単なものであれば誰でもいつでも作れると思います。
手拍子を一定間隔で叩けばそれも立派なリズムです。

メロディはどうでしょう、
これも鼻歌を歌えば誰でもいつでも作れます。

しかしハーモニーだけは、一人の力ではなかなかその場ではつくれません。
複数の人の声や、なんらかの楽器が必要になります。

しかも、それは最も「秩序」を必要とするものです。

このハーモニーの秩序の元になるのが、コード(和音)です。

 

コード(和音)ってどういうもの?

コードとは、音程の違う2音以上の音が重なったものを言います。
一般的によく用いられているのは3つの音が重なった「3和音」と言われているものです。

なぜ3和音が用いられるかというと、
音は3つ重なることでとてもはっきりした性格を持つようになるからです。

性格、というのは、音楽を聴いた時あなたがふつうに思う、
「明るい」とか「暗い」とか「悲しい」とか「不思議な」とか、
そういったものです。

音が3つ重なるとそんな感覚を覚える、
人間とは不思議なものです。

次回はこの3和音について解説していきます。

音楽理論についてより理解を深めたい方は、
こちらで青島先生が分かりやすく解説されています。

少し分かってきた人には、
こちらがより実践的なことも書かれています。

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